心の中の敵と友
努力が報われない可能性大
誰でも今の日本の経済状況を見れば、分かるとおり、この先、一生懸命、会社勤めをして、たとえ定年まで働くことができたとしても、年金が少しずつ減らされていることを考えると、年金だけでは食べていけず、死ぬまで働き続けることになるしかない。一生懸命働いて病気になった人は、生活保護に頼ることになる。これは大変なことで、未来は若者にとってなさそうに思える。しかし、当面働くことで食べていける。それが、現状での最善策である。しかし、いつまで働けるか、明日をも知れぬ生き方を強いられている。そこで、こうした、現状を踏まえ、もうひとつ何か新しい収入源を得ようと悪戦苦闘している積極的な人たちも大勢いる。しかし、上手くいった人は、ほんの一握りで、そのほかの人たちは、成果を出せていない。まるで、悪い夢を見ているような世界で現代人は生きている。お金を稼ぐためにこんな方法がありますよ、と提案して提案した人がお金を稼いでいる人もいる。上手くいっている人の例をだしてこんなに稼いでいますと宣伝している。それを見てセミナーや教材を買う人もいるだろう。その人たちにあやかりたいという気持ちは分かるが、自分で考えだせない人が、人のまねをしてもまず、上手くいかない。では、どうしたらいいか。運命を切り開く努力はするが、あとは、運を天に任せる方法が最善だ。成功するまで、種をまきつづける。なぜなら、人間にはどれから、芽が出て、花を咲かせ、どの種が実をつけるかが、分からないからだ。
賢人イソップから
北風と太陽の話しは、ご存知のとおり人間関係を表している。人に無理に何かをやらせようと北風のように、風を真正面から吹きつけても人にコートを脱がせることは出来ない。力づくでは人は動かないという教訓だが、しかし状況を変えて、坂道をどちらが速く人を坂の上まで登らせることが出来るかという太陽と北風の戦いであれば、坂の下から北風が背中を押してあげるように風を吹きつければ、追い風の働きで、人を楽に速く坂の上へ登らせることが出来る。そして北風の勝ちになったことと思う。自分の力を一番上手生かせる状況をまず考え、その状況の中で、有利な戦いをすることによって、北風は偉大な太陽に勝てただろうというお話です。
毎日が日曜日
ネット・IT関連、金融・不動産関連、既存の産業にアイディアを加えたもの、プロフェッショナルな仕事などでの成功で、フツーのビジネスパソーンが一生かかっても手に入らないお金を手にした数パーセントの大富豪の人たちが世界にはいる。
日本でも世界の大金持ちにはかなわないが、やはりネット関連で数億から十数億稼いだといわれている若い人たちがいるようだ。
しかし、同じやり方をまねても、沢山のお金を稼げるとは限らない。
つまりまねをしてもダメなのだ。何でもそうだが、初めにやった人が上手くいくようだ。
タイミングと行動。それを裏付ける沢山の知識、経験、研究と運の良さなどが関係しているようだ。
誰もまだやったことがないこと、それが狙い目だ。とはいえ、それらが、もし簡単なら、誰にでも出来るだろうから、そんなうまい話はないのだ。
彼らにあやかろうと考えても利用されるだけだと思う。メンターと呼ばれる指導者はどの分野にもいて、直接その弟子になれるチャンスがあれば、もしかしたら特別にお金持ちになれる考え方や、やり方を直接教わることが出来るかもしれない。
そして、運が良ければ、億単位のお金が手に入ることもあるかも知れない。
そうすれば、お金の心配をしないでも済み、現在および将来に渡って楽に暮らすことが出来る。万々歳だ。
世の中、情報がお金になり、賢い人がフツーの人たちを搾取している構造になっている。
こんなことは誰でも分かっているが、いかんせん、その逆の立場にはなれない。
自ら働かなくても不労所得が入ってくるシステムが作れたら、楽しそうだ。
毎日が日曜日といったところか。
将来ほどんどの職種がロボットに替わっているかも知れない。
そうすると今の私の仕事も無くなるわけだ。
その時は、仕事にあぶれて、泣いているか、それとも、毎日が日曜日となり喜んでいるかのどちらかだろう。
私は楽観的に考えるタイプなので、将来のことは全く心配しないでいいよ、と言いたい。